Day4-1:TLDEF

トランスジェンダー特有の問題を法制度から支援・アプローチ!


★アドバイザーのまめたさんも自身のブログでツアーの様子を紹介してくれています!!こちらも合わせて、是非ご覧ください!

バラバラに、ともに。blog

ツアー4日目記録★「トランスの法的サポート」


★NYスタディツアー2013での報告はこちら



【訪問団体】

TLDEF

(Transgender Legal Defense & Education Fund)

*HPはこちらをクリック


昨日に引き続いて、ツアー4日目、私たちはTLDEFという団体を訪問しました。

TLDEFは、Transgender Legal Defense and Education Fundの略でトランスジェンダーに関する法的支援や啓発活動を行っている団体です。

【ここで行ったこと!】

団体の紹介をしてくれたのはNoahさん。朝早くからにもかかわらず、素敵な笑顔で迎えてくれました。


Noahさんには、主にトランスジェンダーと、医療・法律に関することについてお話していただきました。

メンバーのほか、スーパーバイザーのまめたさんも身を乗り出すように質問をしていて、本当に貴重なお話をお聞きすることができました。

【感想】

(*写真は団体の紹介をしてくれたNohaさん)


TLDEFは主に、大きな裁判案件を取り扱うことで、州法の改正や運用に働きかけていると聞きました。

例えばパスポートなど、実際に起こった案件で裁判を起こすことによって、法律の瑕疵を明らかにする、という方法はとても画期的で、実際に不利益を被っている人がいる、というリアリティーのある啓発活動だと感じました。

 

運営には、法学に精通したポロボノ(専門的なボランティア)が深く関わっており、欠かせない存在になっています。

アメリカでは日本とは違い、州が管轄する範囲と国が管轄する範囲が異なる場合があるため、日本とは違う二重性があることも教わりました。

 

インタビューの中では、Nohaさんから日本の状況についての質問もあり、メンバーそれぞれが自分の置かれている立場を紹介し、どうすれば状況を改善できるか、ということを一緒に考えました。

 

Nohaさんの話しの中で、「LGBTに関して社会が変わっていく、その変化の速さを実感している」という言葉が印象深かったです。

 

(保井)