当事者と親・友人・家族、そして学校を繋ぐ・・・カミングアウトを通じて広がる輪
【訪問団体】
PFLAG
Parents,Friends and Families of Lesbian and Gays
(*HPはこちら)
ツアーも後半戦、8番目に訪問したのは、PFLAGという団体です。
PFLAGはParents,Friends and Families of Lesbian and Gaysの略で、LGBTの子を持つ親や、友人のための団体です。
主な活動は親の会を開催したり、学校に出張に行ってLGBTに関する授業をおこなったり、政府に対するあどぼかしーをおこなったりしています。
日本にある「LGBTと家族と友人をつなぐ会」はこのPFLAGを手本にしてできた団体だと聞きました。
20万人もの会員がおり、その運営はボランティアによってなされています。
(*PFLAGの紹介動画)
(*ニューヨークにおけるPFLAGの紹介動画)
【感想】
今回、僕たちは親の会に参加させていただきました。ちょうどその日はアジア太平洋系の親たちのグループワークが開催されていて、それにも参加させてもらいました。
グループワークでは、初めて参加する方もいらっしゃり、かなり緊張しているようでしたが、ベテランの親の方たちが根気よく質問に答え、不安を共有することでその不安を解消していたのが印象的でした。
親の会での主要なテーマはやはり「カミングアウト」。
LGBT当事者からのカミングアウトはもちろん、その親たちから親戚へのカミングアウトも大きな困難が伴う場合が多いです。
様々なバックグラウンドを持つ親たちの中でカミングアウトの良し/悪しは一概に言えないということを強く感じました。
それらの気持ちを共有できるこのPFLAGという場所の大切さを改めて感じました。
(保井)
*以下PFLAGを通じて娘が父にカミングアウトを行った際の物語の動画。
PFLAGでのグループワークや親や友人、当事者の話しをリアルに表現している
*その他,PFLAGの活動、カミングアウトや親、友人の話しなど"PFLAG"で検索すると様々なものが出てきます!
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